西村英一氏について ABOUT EIICHI NISHIMURA
姫島村名誉村民 西村 英一（1897～1987）
西村英一先生は、明治30年8月28日大分県東国東郡姫島村に生まれ、大正13年3月東北大学工学部電気工学科を卒業され、同年4月鉄道省に入省、電気局長を経て、昭和24年衆議院議員に初当選されました。以来28年有余の永きにわたり国政に尽瘁、その間、厚生大臣、建設大臣、初代国土庁長官、行政管理庁長官を歴任、国会においては、建設委員長、地方行政委員長として、また党にあっては、副総裁等の要職につかれました。
先生は、高邁な識見と不動の信念をもって国政の伸展と郷土発展のために尽されましたが、殊に鉄道の電化、治水砂防、国土緑化等に貢献された御功績は、まことに顕著で、計り知れないものがあります。
また先生は、昭和48年、国政功労者として勲一等旭日大綬章受章の栄誉に浴され、さらに昭和52年には、衆議院在職25年の国会表彰を受けられました。
先生のこのような卓越した偉徳と輝かしい業績をたたえるとともに、これを永く後世に伝え永遠に郷党の師父として景仰したいと念願し、ここに同志相はかって、先生の顕彰碑を建立した次第であります。
〔元内閣総理大臣田中角栄先生による「西村英一顕彰碑・碑文〕
※西村英一先生は昭和62年（1987年）桐花大綬章を受賞されました。
