
2022年6月21日 UPDATE
海に浮かぶ鳥居 浮洲を見る
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こんにちは、ITアイランド運営事務局のさくらもちです。
九州も梅雨入り発表されましたが、梅雨の晴れ間には涼しい風と眩しい日差しを感じ、今にもサイクリングに出かけたい気分になります。
今回は姫島七不思議の一つである浮洲を見てきました。
浮洲は北浦の沖合にある広い洲のことで、満潮の時は海の上に浮いているように見えることから「浮洲」と呼ばれています。最干潮の時には徒歩で鳥居まで行けますが、ごつごつとした石があるので、しっかりとした長靴を履いていかないと歩きにくいです。
浮洲は沖合の小さな洲に鳥居があり、一帯を「高部社」としています。高部社で祀られている神様は「高部様」と呼ばれ親しまれています。
祭神は磐鹿六雁の命(いわかむつかりのみこと)といい、「日本書紀」では、海で採れた貝を料理して当時の天皇に献上したことから一般的には料理の神様として認識されていますが、姫島では「貝」の神様としても敬われています。
鳥居の周りには「浮洲溶岩」といわれる岩が囲ってあり、浮洲火山の火口から噴き出した溶岩が冷えて固まったものだとされています。
また、浮洲溶岩一帯は「保護水面」に指定されており、姫島村の保護水面の対象は全ての水産動植物の採捕が禁止されています。
詳しくは以下ホームページをご覧ください。
・保護水面 – 大分県ホームページ
満潮時、干潮時それぞれで異なる景色が楽しめますので、姫島村に来た際には是非訪れてみてくださいね。(写真は5月中旬の18時半頃に撮影しました)
浮洲に関してさらに詳しく知りたい方は下記ページをご覧ください。