海が見える温泉
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こんにちは、ITアイランド運営事務局のよもぎもちです。冬といえば寒いときは温まりたい。ならば温泉ということで、本日は姫島村にある拍子水(ひょうしみず)温泉に行くことにしました。
拍子水温泉(姫島村健康管理センター)には村内の無料周回バスで行くことができます。バス停は村内の各所にあり、姫島港のバス停からは観光客の方もよく乗られているそうです。今日は村内のご婦人方とご一緒しました。
1日に30人ほどがバスを利用されていると運転手の方に教えていただきました。こちらのバスは島内を半周するので、観光客の方が温泉目的ではなく島内観光をするために乗車されることもあるそうです。今日は天気も良く、海も空もとても綺麗でした。
15~20分程でバスが到着しました。駐車場には車が数台停まっており、島内の人や観光客の人たちが来ていました。
こちらの源泉となる拍子水は建物の右手にあり、姫島七不思議の一つです。昔、姫島に居たお姫様がおはぐろをつけた後、口をすすごうとしたところ水がなく、手拍子を打って祈ったところ水が湧き出したという伝説があります。
拍子水は源泉が24.9℃の冷泉です。ひしゃくが設置されているので、湧いている箇所の中央をすくって飲むことができます。鉄の成分が多めの炭酸水素塩泉なので個性的な味がします。お世辞でも美味しいという言葉は聞いたことがありませんが、年配の方は容器に入れて持ち帰って家で飲まれる方もいるそうです。もしかしたら、健康長寿の一因に関りがあるのかもしれません。
温泉の浴槽がある健康管理センターの中は、マッサージ器や自由に談話できるテーブルのある部屋とテレビや将棋盤のある和室があります。浴室は一段高いところにあるのですが、手すりとなだらかなスロープが設置され足の不自由な方に優しい作りになっていました。島民の方々も普段からよく利用している施設なのでおばあちゃんたちの元気な声が印象的でした。
窓ガラスが曇っているので写真では少々見えにくいですが、浴室では窓から瀬戸内海を見ることができます。浴槽は2種類あり、加温していない冷泉と熱水を加水して加温した温泉との交互浴を楽しむことができます。
健康管理センターの敷地の正面では晴れているときは山口県が見えます。取材をした日は天気が良かったので綺麗に見ることができました。潮風と空と海の青がとても清々しくて気持ちよかったです。
健康管理センターには年間平均で1日に30~50人ほどが訪れるそうです。アサギマダラの時期や夏場は観光客を含め最大100人が一日に訪れることもあり、ヨットで島に立ち寄られた人たちなども温泉を楽しまれていると管理人の方に教えていただきました。来島された際は海が見える温泉に是非立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
拍子水温泉(姫島村健康管理センター)
住所 | 〒872-1501 大分県東国東郡姫島村5118-2 |
定休日 | 毎週月曜日 |
電話番号 | 0978-87-2840 |
ホームページ | 姫島村 |