「いもきり体験会」に参加してきました
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こんにちは、ITアイランド運営事務局です。
3月18日に、「いもきり体験プログラム」を観光商品にするための体験会に参加してきました。「いもきり」とはサツマイモの粉を練ってうどん状にして、野菜や豆腐などの具材を使った汁をかけた村の歴史のある郷土料理になります。
今回の体験会は、麺から作って、試食まで行えるプログラムになっています。老人クラブの方々が講師をしてくださるので安心して参加できます。まずは、粉と水を混ぜていきます。
こちらの粉は、サツマイモを薄切りにして乾燥させた「かんころ」を粉末にしたものです。かんころ粉は島内のおみやげ屋さんで買うことができます。興味ある方は是非立ち寄ってみてください。
最初はまとまりがないものの、こね続けていくと、粘りが出てまとまっていきます。手の力だけでは難しいので、体重を乗せてこねました。
まとめた後は、手を使って平らに伸ばしていきます。ここでも体重を乗せるのがポイントです。
かなり薄くなりましたね。ここでついに包丁で麺状に切っていきます。私も挑戦したのですが、麺幅を細く切ることが出来ずに、難しいと感じました。ですが、老人クラブの方々の丁寧な指導のおかげもあり、途中から細く切ることが出来ました。慣れてくると楽しく感じてきます。
ここからは老人クラブの方に、麺を茹でて汁をかけてもらいます。10分程待つと、ついに実食の時間になりました。
「いもきり」は麺に特徴があり、他の麺には無い食感で、やみつきになりました。具だくさんの野菜と出汁が効いた汁は麺との相性もよく、体が温まります。もう一品は、茹でた麺に黒砂糖ときなこをまぶしたデザートで、「かんころ茹で団子」になります。こちらも非常に美味しかったです。モチモチした弾力ときなこが合わさって和菓子好きの私にはたまりませんでした。
体験会を通して老人クラブの方々と交流することができ、非常に貴重な体験をすることが出来ました。体験プログラムが始まった際は、ここでしか食べることができない「いもきり」をぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。