2022年4月21日 UPDATE
和の趣を感じることができる文化財
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姫島にも清々しい新緑の季節がやってまいりました。ITアイランド運営事務局です。
今回は、姫島庄屋古庄家(ひめしましょうやこしょうけ)をご紹介します。
姫島庄屋古庄家は村指定有形文化財として、管理されています。江戸時代後期の天保13(1842)年に作られたそうで、伊藤博文や勝海舟が訪れたこともあるといわれています。
門の左手には明治37(1904)年に開局した郵便局の建物が残っています。郵便局は昭和13(1938)年に古庄邸内の東側に移転した後、昭和56(1981)年に姫島港線沿いの現在の郵便局の位置に移転したそうです。ガラス戸から中をのぞくと当時の面影を感じることができます。
敷地内は庭園や室内の一部を無料で見学できます。建物の裏手にはスナビキソウが植えられているので、タイミングがよければ5月に和風建築とアサギマダラを同時に見ることができるスポットになります。
台所では古い道具が展示されていて、当時の生活の様子がうかがえるようになっています。
室内に上がることはできませんが、杵築の殿様が来島された際に使用された食器などの展示を見ることができ、姫島の歴史を感じられる施設になっています。
OAB「ふるさとCM大賞Vol.18」出品作品でも古庄家の紹介がされています。ぜひご覧ください。