令和最初の第一姫島丸が就航しました
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こんにちは、ITアイランド運営事務局です。
姫島と本土をつなぐ姫島村営フェリーは、所要時間20分で一日に12往復(冬季は11往復)しています。地元住民には生活の足として欠かせない存在であり、観光客からは「非日常間を感じられて楽しい」という声が聞かれます。
そんな姫島村営フェリーは第一姫島丸と第二姫島丸の二隻で運航されています。昨年11月に第一姫島丸が新造され、佐伯市の造船所で進水式が行われました。
進水式では藤本村長が船体をつないでいる支え綱を断ち、日本文理大学附属高等学校の吹奏楽部による勇壮な生演奏とともに新しい第一姫島丸が水しぶきをあげながら進水しました。
新しいフェリーは、全長46.5メートル、総トン数が198トンでこれまでのフェリーと大きさはほとんど変わりません。しかし、より燃費が向上し、車いすにも対応する昇降機や固定設備やスロープ、多目的トイレのおむつ台などが新たに設置されるなど進化しています。
より多くの乗客に快適に乗船してもらえるように、安心・快適に過ごせるバリアフリーな設備が増えました。
また、2階はフラットの客室とデッキの座席があります。2階の客室は壁にクッションがついた背もたれや大きめの窓があるので小さい子どもをつれたご家族の方もリラックスして風景を楽しめそうです。
デッキ上の座席は12席あり、潮風を感じながら周防灘の景色を楽しむことができます。
生活物資の輸送や医療機関へのアクセスなど、生活に必要な面でもフェリーは重要な役割を果たしています。車両は4トントラック4台と普通乗用車10台分または普通乗用車17台分を搭載できる容量があります。バイクや自転車も載せることができるため、ツーリングに訪れる方もよくみかけます。
青い海と青い空に映えるオレンジ色の船体が特徴的な姫島丸。新しい船体も多くの人の思い出を運んでくれると思います。
姫島訪問で最初に体験できる魅力である姫島のフェリーをぜひお楽しみください。