
姫島村で小中学生向けのプログラミング教室が開催されました。
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こんにちは、ITアイランド運営事務局です。
2月17日には姫島中学校1年生、2月19日には姫島小学校5・6年生の子ども達が以下のスケジュールに沿ってプログラミング教室に参加しました。
今回は、姫島ITアイランドセンターコワーキングスペースのイベントスペースで株式会社ブレーンネット社員の方々が講師とサポートスタッフを担当し、3Dモデルを使用したAR体験やMinecraftとMakeCodeを使用したプログラミング学習を行いました。
まずは、オリエンテーションとしてWindows10に標準搭載されている3Dビューワーというソフトを使ってAR技術の体験を行いました。講師の追崎さんが3Dソフトで作成した姫島灯台を紹介したあと、3Dビューワーに用意されているモデルをパソコンのカメラを通して実際の映像と合成する技術を体験しました。手や頭の動きに合わせて3Dモデルの大きさや位置が変わるので子ども達はとても楽しそうにしていました。
次にMinecraftでのプログラミング体験です。Minecraftは通常ひとつひとつのブロックを手作業で積み上げて建物などを作りますが、今回はプログラミングを使用してブロックを積み上げたり、花を植える方法を体験しました。
プログラミングを実行してブロックで画面上に文字を書いたり、家を建てることができると子ども達は「凄い!勝手にどんどんできていく!」と驚いていました。中学生は班ごとに決めたテーマに沿ってそれぞれがホテルやテーマパークや動物園などをモチーフにした個性的な建物を作っていました。なかには家を建てるプログラミングをアレンジして高層ビルを作成している子もいました。
途中でどうしていいのか分からなくなった子にはサポートスタッフが丁寧に説明を行っていました。
小学生はプログラミングで家を建てた後は、その家を元にして「姫島の未来」をテーマに、班ごとに決めた建物を作成しました。
小学生は班長の作成した世界に班員がそれぞれのパソコンで入り、本屋や動物園や水族館、ジェットコースターなどを作成しました。
作成後は班長が自分の班の作ったものを紹介していました。ほとんどの子がMinecraftを家庭でプレイした経験があるということで、役割分担をして上手に目的の施設を作るために協力ができていました。
授業の終わりに小学生・中学生それぞれの代表が「初めてパソコンを使ってプログラミングでMinecraftを操作することができると知りました。難しかったけど楽しかったです」と講師の方々に感想を伝えていました。
今回の様子は後日、YouTubeの姫島ITアイランド HIMESHIMA IT ISLAND【公式】チャンネルで紹介される予定ですので、ぜひご覧になってください。